グローバリゼーションなどと世間でいわれて久しいが、山崎会計ではそんなグローバル化の片鱗を毎日実感することができる。 それは、当事務所の中国人スタッフたちである。 彼らは、言語という難関な参入障壁を乗り越え、流暢に日本語を操り、日本の税務を理解し、日々会計業務に専念する。 そして、日本語を話すだけでなく、日本語で綴られた彼らの報告書をよく目にするが、 外国人が、音読みと訓読みを使い分けてる時点でもう神業に近い。 と、感嘆してしまうのである。(もはや日本人より日本語上手いんじゃないですか・・・) 今や、会計業務も中国大陸にアウトソーシングする時代。 試算表や決算書づくりしかできないようでは、いずれ職を追われるのは時間の問題である。 決算組むのに、日本人でなくてはならない理由は急速に薄れつつあるのだ。 彼らの働く姿を見て、日々そう感じる。 そして、こんな光景は全世界規模で繰り広げられている。 どうやらこの大波は、今世紀中には静まりそうもないので、好むと好まざるとに拘らず、乗り越えなくてはならないようだ。 それは企業や政府に、雇用確保と賃上げの要求などではなく、 自己投資に励み、人間的にも成長し、仕事の生産性を高め、良いサービスを社会に提供できる個人や組織にならなければならない。 と、思った瞬間、グローバル化とは脅威ではなく、自分自身を磨く良いチャンスだと気付いた。 入社 8年目 工藤(29歳) 『フラット化する世界(上)』 (著) トーマス・フリードマン (訳) 伏見 威蕃
投稿者: マウンティンWEB管理者 日時: 2008年8月22日 10:19 |