こんにちは。入社8年目の工藤です。 最近、巷で振り込め詐欺の被害が急増しているようですが、来月10月は警察が振り込め詐欺の撲滅を強化するようです。 以前、私が担当させていただいているお客様にも、振り込め詐欺団からのダイレクトメールが届き、困っておられましたので、さっそく対応いたしました。 で、このダイレクトメール(といっても、ただのハガキ)ですが、一見財務省と関連があるかのような名前を使った団体からのもので、大雑把な内容としては、 『〇月〇日までに出廷しないと、債権者が貴方に対して、給与やら不動産やらを差し押さえますので、まずは連絡ください。』というもので、さっそく記載の電話番号にかけてみました。 電話に出たのは、40歳くらいの男性。 以下、大まかなやりとりです。 詐 『はい、財団法人〇〇〇〇局です。』 工 『あ、すみません。そちらから届いたハガキに関してなんですが。』 詐 『お名前をお伺いします。』 工 『お名前というか、代理のものなんで・・・』 詐 『ご本人でないと、個人情報にも関わりますので、お話できません。』 工 『いや、このハガキ自体、目隠しシールも何も張ってないし、まったく個人 情報保護されてないんですけど。』 詐 『・・・・・・・・とにかく、本人じゃないと無理なので、失礼します。 (電話を切ろうとする)』 工 『ちょ、ちょっと待ってください!』 詐 『はい、なんでしょう?』 工 『一般的な質問なんですが・・・』 詐 『はい?(ウザッたそうな感じ)』 工 『このハガキ、ほっといたらどうなるんでしょうか?』 詐 『財産すべて差し押さえられて、しまいには住む場所もなくなって、公園で 寝泊りするような生活になりますから。』 工 『すべてですか。』 詐 『すべてです。(キッパリ)』 工 『公園ですか。』 詐 『そうです。(キッパリ)』 工 『それはキツイですね。ところで、このハガキは、「民法188条に基づいた 財務省認可書」と書いてありますけど、具体的にどのように基づいてるん ですか?』 詐 『省での手続きがすでに完了しているということです。すぐ裁判になります から。』 工 『いや、この法律の条文とどう結びついているのかが、よくわからないんで すが。』 詐 『あなたね、そういうね、知ったかぶったようなこと言わないほうがいいよ。』 工 『質問してるだけなんですが、そうですか。あっそういえば、その財務省の ホームページに財務省の名称を不正に使用する団体ってことで、オタク が載ってるんですけど、知ってます?』 詐 『もうね、そういうワケのわからん人とは話さないから。』 工 『っていうか、振り込め詐欺でしょコレ。』 詐 『うるさいっ!!!!! ガチャリ・・・・・・』 現在の手口は、もっと巧妙化していると考えられます。みなさんも身に覚えの無いものには、決して関わらないように。無視が一番です。 ちなみに、 振り込め詐欺による損害は、雑損控除の適用を受けられません。 (H20年9月現在) ではまた。
投稿者: マウンティンWEB管理者 日時: 2008年9月22日 08:00 |