所長の山崎が常に口にしている言葉に、税理士事務所がお客様のために役立つことができる3大ポイントとして、「会社設立・税務調査・資金借入」があります。
■会社設立 設立前の準備、設立時の設定によってその後の節税効果が大きく変わってしまうので、そこで最適な提案をすることができる ■税務調査 普段しっかりやっていること(お客様に指導していること)を税務署員に確認してもらうだけで、何も怖いことはないということを説明し、社長のわからない質問などに代理で答えることにより力になれる ■資金借入 多数の金融機関や自治体等が準備している融資制度のなかから、会社の状況にあった条件のものを選択し、事業計画策定等のお手伝いもできる そんな中の資金借入の案件が私の顧問先で先日出てきました。運転資金の需要でしたが、まずは制度融資を検討し、建設業に該当すること、責任共有制度対象外であること、期間も長く、金利・保証料も比較的低い点などから、中小企業庁が用意しているセーフティネット保証制度による融資を提案しました。実際市役所への申し込み(売上減少について市の証明が必要なので)にも社長と一緒に行き立ち会いました(市役所の人には珍しがられました…)。申込・面接等への立ち会いには、社長の補助としての目的もありますが、そこで聞ける制度の内容や手続きの流れなどは、今後他のお客様への提案時にも非常に役立つものなので、私にとっても有意義な時間です。 また、国民生活金融公庫にも打診をしました。公庫のその支店と弊社とのつきあいは非常に長く、かつ、こちらからご紹介している融資先も非常に多いので、お互い信頼関係のできているところです(ご担当者ではない電話にでられた方から「山崎会計さんであれば~」という言葉が出るほど)。すぐに資料のやりとりと面接の日程を調整していただけました。
それぞれまだ審査中で実際の融資実行にまでは至っていませんが、うまく運べば中小企業にとってこれほど心強いものはないものだなと感じます。社長という立場はある意味孤独で、相談できる相手も少ないことが非常に多いです。資金繰りが厳しいという相談に至っては、会社の弱みを見せることになるので、なかなか相談相手がいないのが実情。そんななか、税理士事務所にはどんな相談でもできる、対応してもらえるという安心感を持っていただけるように、自分も力をつけて信用を勝ち取るようがんばっていきます。
入社4年目 北野
投稿者: マウンティンWEB管理者 日時: 2008年9月 9日 08:00 |