サブプライムローン問題に発する金融危機で、大和生命保険株式会社が 昨日10月10日に更生特例法を申請した。破綻と報道されている。 大和生命は法人向けにも特徴ある保険商品を販売していたために、当税 理士法人のいくつかのお客様のところにも、提案があり相談を受けること があった。 私のアドバイスは、「格付等の指標が悪く保険料として資金を託す経営状 態にはない。ということで選択の対象から外すべき。」 でした。現時点で確認する限りは加入されたお客様はいらっしゃらないよ うでした。 企業が収益を上げることは当然として、資産をどのように保全するのかと いう点でのアドバイスが重要だと痛感した。 今回の大和生命の件では、いわゆる生命保険のプロ代理店や税理士・ 会計士が経営に関わる生命保険代理店が販売に携わっている例が散見 される。 いまどき、数分で調べられる生命保険会社の格付すら調べずに、あるい は知っていて提案している生命保険代理店や税理士・会計士はプロ失格 としか思えない。 金融危機の中、様々なご相談をいただくができる限り対応していきたい。 入社17年目 吉永 (45歳)
投稿者: マウンティンWEB管理者 日時: 2008年10月14日 08:00 |