入社5ヶ月目の李霊卓です。 この間、ドキュワークスというソフトウェアの使い方についての研修に参加しました。日本に来る前にこのソフトは聞くことも使うこともなかったのですが、少し聞いただけで使えるようになりました。そして、その便利さは使えば使うほど分かってきました。今回の研修を受ける前に、ドキュワークスぐらいならもうできると思っていました。しかし、2時間の研修は半分も経たずに、「すご い!」と思いました。基本的な部分しか使えていなかったことがようやく分かりました。
よく考えると、今の時代に職場で欠かせないワードやエクセルさえも、全体の十分の一の機能しか知らない人がほとんどです。自己紹介とか、履歴書とかによく「日本語で話せる、英語ができる」などアピールするようなことを書きますが、実際にコミュニケーションする時は、自分の言いたいことを相手にはっきり伝えられているかさえは疑問です。 このようなケースはいくつもあります。知っているふりをしたり、あるいは知っていると思いこんでいたり、あまり深く考えずに、自分の無知が分からないまま生きている人間は一番恐ろしいです。無知というのは、決して無能と同じ意味ではありません。自分の無知を意識できると、自分の足りない部分が明確に把握できるので、成長にとって最大のチャンスになると思います。「書山有路勤爲徑 、學海無涯苦作舟」という漢詩の訓読文があって、勉強とは海のようなもの、学問には限りがないという意味です。この言葉を自分の励みにしたいと思います。
投稿者: マウンティンWEB管理者 日時: 2009年10月20日 07:00 |