先日、とあるお客様のところで決算説明をしてきました。 これまでも決算説明自体は経験がありましたが、今回は少し特別でした。 というのも、普段は社長や役員の方のみに説明するケースが多い中、 今回は従業員の方5名が参加されての説明でした。 もともと社長が、ある部門の運営を社員さんに任せていこうと取り組んでおり、 その為に会社の実情を理解し、経営を学んで欲しいとの意向がありました。 しかし、従業員の方々はみなさんはじめて決算書を見る方ばかりです。 なるべく平易な言葉でわかり易くを心がけて説明しようとしますが、 これがやってみると難しい。 普段社長相手であれば「販管費」が、と説明してしまいますが いざ「販管費」とは何かを説明しようとすると良い言葉が出てこなかったり、 特にB/S(貸借対照表)の説明では、各項目を上手く説明することが出来ず、 自分の理解がいかに曖昧であるかがわかりました。 単に試算表が作れたり、決算が組めるだけでは駄目だな、と思います。 それをもとにわかりやすく数字の意味を伝え、経営のアドバイスができる そういう能力を身につけていく必要があると改めて実感しました。 今回決算説明をさせて頂いた会社の従業員さんはモチベーションも高く、 自分たちで部門の業績をもっと上げようという意欲を持たれているので、 私も一緒に勉強しながら、成長していこうと思います。 鈴木
投稿者: マウンティンWEB管理者 日時: 2009年12月 5日 07:00 |